会津北嶺高等学校では、公益財団法人・日本英語検定協会より「カナダ大使賞」が贈られました。2018年度に続いて2度目の受賞となります。英検受験者率が大幅に伸びていることが受賞理由とのことで、受賞対象は全国の小中高で高校は私立高校で1校、公立高校1校です。英検協会によるとコロナウイルス感染防止のために式典は中止されますが、優秀な成績を収めた団体には例年通り賞を授与されるそうです。
会津北嶺高校では特進コースはもとより普通科総合クラスでも週13時間英語の授業を行っており、英語科には通常の県立高校の配置人数の2倍の教員がいます。専任のメアリー・トリックバートン先生を中心に英検指導を行い、コロナ禍の休校期間中にもeラーニング教材を活用して英語の家庭学習を進めました。
また昨年度より英語検定の準会場校にもなり、全会津で唯一単独で英検の受験を行える高校になりました。全校受験では全教員が準備や試験監督に参加します。コロナ対策を充分に行い、部外者と一緒にならずに受験できるので安心して受験できて良かったと生徒の皆さんも話しています。(写真は英語部の皆さんです)
今年度の1回目の英検受験者は303名で、内訳は準1級1名、2級9名、準二級20名、3級77名、4級128名、5級68名でした。ある私立高校さんが学校案内に英検5級まで載せて英語力を誇っていたので今年度から5級も受験することになりました。結果として今年度入学生の英検3級(中学校卒業程度)取得者は138名中5名でしたが、3年生の普通科総合コースから2級合格者が出るなど、英語力の向上が少しずつ結果に表れています。今後もさらに指導に力を入れ英検2級を取得される生徒さんが増えてゆくことを期待しています。
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