カトリックのキリスト教主義高校は校長先生が洗礼を受けていなくても、学校の理事が誰一人洗礼を受けなくても、教職員の誰一人、教会に行かなくても、シスターや神父さんがいなくても、礼拝はシスターや神父がいないのであれば、学校礼拝をやらなくて良いし、聖書の授業もしなくて良いのですが、キリスト教主義の学校は最低,週に1時間聖書の学習が義務付けられているはずです。しかし、連盟のキリスト教学校推薦枠で大学や短大に進学しないなら特に必要としないので、やってもやらなくても何ら問題がありません。カトリック系の教会でも学校でも新しくシスターになる方はほとんどいないそうで、高齢化が進んでシスターがいなくなっているので、教区の司教の許可が出、聖書の学習さえしてくれたら、新しくカトリック連盟の学校になれるのだそうです。ですからカトリックの学校というと優しいシスターや神父さんを思い浮かべますが、もう幻想に過ぎないようです。
プロテスタントのキリスト教主義高校はキリスト教学校教育同盟に加盟するには、校長の洗礼は必須であり、理事会も半数が洗礼を受けている事、職員の中に洗礼を受けている人の数も決められ、学校設定科目として、礼拝と聖書があります。各週1時間であり、礼拝は毎日10分以上を5回、または週1回でも良いようです、全校生の前で当然牧師より説教、賛美歌を最低3回は歌います。聖書の授業は教科書と聖書を使用して宗教の免許がある先生が行い5段階評価されます。同盟のキリスト教学校推薦枠がいらない高校は、全国の総会、地区総会、様々な研修があるので、それに参加せずに、自由にクリスマス礼拝、●●礼拝など、牧師さんを頼んでやっている学校もあるようです。